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リフォームで小屋裏エアコン
材木店がつくる健康な木の家
ウッドライフホーム
「走る建築家」藤井です。
8月のラン回数は10回
走距離108.74キロ
VO2Max 51
夏季休暇があったので
暑いですが30キロの
ロング走をやりました
袋井市、磐田市、掛川市を中心に
営業しております。
リフォーム工事で
小屋裏エアコン設置は
非常に難しい設備になります。

理由は「効果を出すための条件を満たしにくい」
からです。
条件としては…
・断熱材を全体にしっかり入れる
・気密性能を上げる
・空気循環を計画する
断熱材は…
大規模リフォームで
スケルトン状態にしないと
断熱材をしっかり入れることは
できません。
気密は…
床下で気密施工をし
基礎断熱にしないと
C値は改善されにくいです。
空気循環は…
冷気を送る場所と
部屋の空気をエアコン本体に
戻すリターンを計画する必要がある。
今回のリフォームでは
断熱材と空気循環はクリアできましたが
気密は性能を上げることは出来ませんでした。
- ミラフォームλ 50ミリ
- 垂木上に断熱材を施工
屋根断熱は垂木上に
ミラフォームλの50ミリを施工したので
小屋裏の暑さはかなり軽減できました。
- 16k100ミリ高性能GW
- 隙間なく断熱材と防湿シートを施工
新しく断熱材を入れた場所は
防湿シートを施工し
気密テープで湿気が入らないように
施工してもらいましたが
床の断熱は気密が難しく
改修しない既存部分と繋がっているので
C値を上げることは不可能でした。
エアコンで小屋裏全体を冷やして
送風機で下の部屋に送って
天井に溜まった空気をエアコン本体に戻す
で、実際に使ってもらいましたが
あまり涼しくならない…
改善して欲しい…
現場検証した結果…
小屋裏は冷えてはいるが
広すぎて冷気が降りにくい
送風機が冷気をあまり吸っていない
以上の原因がわかりました。
- アルミダクトはリターン 白いのが給気口
- 送風機で2ヶ所に送っています
小屋裏は収納で使っていて
そんなに冷える必要がないので
冷気を閉じ込めて
送風機が吸えるように
囲いを作りました。
- プラ段の骨組み作成中
- 給気ダクトが入るように穴をあける
大間柱で骨組みを作成し…
給気ダクトの穴をコンパスで下書きして…
カッターで穴を開けました。
(コンパスで円を書いたのは久しぶりで楽しかった)
- 送風機はこんな感じ
- 上をふさげば完成です
プラ段を側面、正面と両面テープで貼っていきます。
上部をふさぐ前ですが、冷気がすでに部屋に送られていました
- 本体センサーは囲わないで冷気がいかないように立ち上がりをつけました
- これで冷気がスムーズに送られます
上部もふさいで完成です。
冷気がスムーズに送られるようになって
下の部屋も快適になりました。
暖房用として通常位置に壁掛エアコンも1台設置して
ありますが、広い空間を冷暖房するのは難しいです。
もっと完成された全館空調もありますが
メンテナンスや故障を考えると
一般的な普及品のエアコンでないと
高くて交換が困難になります。
小屋裏エアコンは施工事例が少なく
施工方法も難しいので
今後も改良が必要です。
高性能な住宅を目指している
住宅会社さんが沢山いるので
色々な情報が出てくると思います。
参考にしながら快適な住環境を
提案し改善していきたいです。
材木店がつくる健康な木の家
ウッドライフ
木造住宅専門店
施工エリア 袋井市、掛川市、磐田市
その他 移動距離60分以内
木造住宅:新築、建て替え、注文住宅
・耐震性能:等級3
・断熱性能:ZEH~G2
・気密性能:C値1.0以下
リノベーション、リフォーム












