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「走る建築家」藤井です。
先輩から「ゆっくり走る」ことを学び
苦手なロングランを練習に入れるようにしました。
何度走っても３０キロは長くて苦手です。

袋井市、磐田市、掛川市を中心に
営業しております。

前回はリフォームのきっかけや
施工前の状態を紹介しました。
大規模リフォーム　現場レポート　①

今回は解体して「スケルトン」状態の様子を
紹介します。

リフォームでよく頭を悩ませるコトがあります。
それは…「柱の傾き」です。

新築時に柱の傾きを「下げ振り」を使い
直角を出すのですが、長い年月とともに
どうしても傾きが出るのがほとんどです。

わずかな傾きで済めばよいのですが
地盤の関係などにより大きく傾いていたり
水平が違っている場合もあります。

今回は直角も水平も良くありませんでした。
その為、土台のアンカーを緩めて水平を直す作業から
スタートしました。

北の土台と南の土台では約５分（１５㎜）の
誤差があり、大工さんが苦労して直してくれました。

このような事が起こるため、スケジュール通りに
進まないことがあります。
追加の工事が発生するのは解体しないと
わからない為です。

傾いたまま工事は出来ませんから…

新しい基礎も増やして間取りも
変更しました。
耐力壁を増やす目的もあります。

このころは記録的な暑さで
熱中症にならないように水分補給と休憩を
お願いしました。

工期も大事ですが、それよりも体が大事です。
予定より時間がかかってしまい申し訳なかったですが…

最近の夏は暑すぎです。

次回は制振装置と断熱材の紹介です。

お楽しみに…

リノベーション、リフォーム