お知らせ

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「走る建築家」藤井です。
月間走距離１５０ｋｍを
目標にしていますが
４月は厳しそうです。

袋井市、磐田市、掛川市を中心に
営業しております。

前回の②ではスケルトン状態を
お伝えしました。
リフォームで「現場あるある」が
書いてあります。
大規模リフォーム　現場レポート　②

今回は断熱材の紹介と制振装置を
お伝えします。

屋根断熱：ミラフォームλ　５０㎜

ミラフォームλは熱伝導率０．０２２W/m･k
と低く、性能の高い断熱材の一つです。
今回は桁上に剛床を取り、水平体力を持たせたので
野地板は体力面材として考えなくても良いようにしました。

垂木の上に直接ミラフォームλを施工し
気密テープをジョイントに貼り
隙間なく断熱材を敷き詰めます。

おかげで屋根からの熱は伝わりにくくなり
屋根の下での作業はしやすくなりました。
といっても外気温は３５度を超えていたので
熱中症には注意が必要です。

壁断熱：グラスウール１６kg/㎡　１０５㎜

袋に入っていない、高性能グラスウールです。
パラマウントさんの「太陽ＳＵＮ」という商品です。

熱伝導率は０．０３８W/m･k
断熱材を壁に入れた後に
「防湿シート」の施工が必要になります。

グラスウールに室内の湿気がいかないようにするためと
気密を上げるために施工します。

大工さんの丁寧な施工…
ありがとうございます。

あと、今回のリフォームのポイントでもある
地震対策として「制振装置」の設置です。
油圧式ピストンで揺れを吸収する「ＭＥＲ」です。

しかし、この装置だけでは地震対策にはなりません。
耐震性能がある建物につけて効力が発揮されます。

したがって、耐震補強計画は必要です。
新築時も耐震等級３が必要です。

家を作る我々が理解してお客様に
お伝えすることが必要です。

温度差が少ない家
隙間風が少ない家
地震の被害が少ない家

全国で広げていき
快適な住まいを増やして
いきたいですね。

リノベーション、リフォーム